Tatsunori Hosoi 日本初個展「実験的ウロボロス」
廃墟にて魅せられる異世界観。ニューヨーク在住ビデオアーティストが廃墟ギャラリーで個展開催。4スペースのインスタレーション、計12の映像作品を展示。
ニューヨーク在住の日本人アーティスト、Tatsunori Hosoiによる死と再生・破壊と創造・宇宙の根源という個々の存在意義を問う際に生まれる疑問とウロボロスの象徴とのつながりをコンセプトとした個展「実験的ウロボロス」が、二階建て廃墟を利用したGallery SixZaemonにて行われる。
Tatsunori Hosoiは、幼少期からの様々な経験から“死”という議題に関して考えるきっかけが多くあり、生と死の関係性に強く関心を寄せ追及するようになった。 彼の作品はその死生観が色濃く、日本で初めての個展となる今展示では、物理学・哲学・精神世界的観点を引用し、物質的かつ意識的な存在として生きている私たちの存在意義への問いのきっかけを与える作品が主に展示される。
彼の作品の特徴でもある奇妙さ、異世界観を存分に表現できる場所として選んだという廃墟での展示は、他では体験できない独特な世界観が期待される。
そして今回の展示での主要作品の一つでもあるVRキットを装着して体験する作品”Perfect Harmony”は実際にこの廃墟で撮影されており、実際の空間で体験する仮想現実という珍しい体験ができる作品となっている。
ウロボロス は、古代の象徴の1つで、己の尾を噛んで環となったヘビもしくは竜を意味する。
日時:2019年 8月1日(木)~8月5日(月) 12:30~20:00
場所:Gallery SixZaemon (ギャラリー シックスザエモン)
◇入場無料
◇屋外カフェバースペースあり
◇レセプションパーティー 8月3日(土) 15:00-
◇作家は全日在廊いたします
個展全体アートディレクション: Kazuma Tsuzuki
共同制作(Being a witness): Yuto Amano
協賛 株式会社 K&Sプロパティーズ、 株式会社 Tenmu
協力 株式会社 東田工務店、円谷工業